冷蔵庫の奥から、いつ買ったかわからない食材が出てきた。
気づいたら賞味期限が切れていた。

冷蔵庫の「使い方」を少し見直すだけで大きく変わるかもしれません。

今回は、食品ロスと食費を減らすための、冷蔵庫の工夫についてお話しします。

まず「詰めすぎない」こと

食品ロスが起きやすい冷蔵庫に共通しているのが、
「詰め込みすぎ」です。

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎると、
冷気の流れが悪くなり、庫内の温度にムラが生じやすくなります。

食材が傷みやすくなるだけでなく、何が入っているかも見えにくくなってしまいます。

農林水産省なども、
冷蔵庫の容量は6〜7割程度を目安にすることを推奨しています。

すきまを残しておくことで、冷気が行き渡りやすく、
中身の管理もしやすくなります。

ただし、冷凍庫は逆の考え方です。

凍った食品同士が互いを冷やし合うため、
ある程度詰まっているほうが温度が安定しやすくなります。

冷蔵と冷凍、考え方が違うのが面白いところですよね。

「見える化」が食品ロスを減らすカギ

食品ロスを減らすうえでいちばん効いてくるのが、
「何が入っているか、すぐにわかる状態にしておくこと」です。

冷蔵庫の中が把握できていないと、
同じものを二重に買ってしまったり、奥にしまったまま存在を忘れてしまったりしがちです。

おすすめの工夫を3つご紹介します。

① 食材の定位置を決める
何がどこにあるかが決まっていると、探す手間がなくなります。
冷蔵庫を開けている時間が短くなり、冷気が逃げにくい効果もあります。

② 使いかけのものをひとまとめにする
カゴや容器にまとめておくだけで、
「早めに使おう」という意識が自然と生まれます。

使いかけの野菜を野菜室に戻すと行方不明になりがちなので、
一度使い始めたらカゴにまとめて冷蔵室に、という工夫もおすすめです。

③ 新しいものを奥、古いものを手前に
使う順番を整えておくだけで、
気づかないうちに期限を過ぎてしまうことが減っていきます。

小さな工夫が、積み重なっていく

冷蔵庫の使い方を変えることで、
食費の節約だけでなく、「また食材を捨ててしまった」という罪悪感も減っていきます。

環境への負担という意味でも、
食品ロスを減らすことは小さいようで意外と大きな貢献につながります。

まずは今日、冷蔵庫の中をチェックするところから始めてみていただけたらと思います。

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