日焼け止めを買うとき、つい
「SPFが高い方が強そう!」「とりあえず数字が大きいのにしよう」
…って、なりませんか?
わたしも以前は、あまり考えず、
なんとなく数値が大きくて、効果が高そうに見えるものを選んでいました苦笑
でも実は、紫外線には大きく2種類(UVA・UVB)があり、
肌への影響も、対策の考え方もまったく異なるんですよね。
紫外線の種類とその性質を知ることで、日焼け止めの選び方は大きく変わります。
UVA:窓の向こうから「じわじわ」くる、老化の紫外線
UVAは、波長が長くて、肌の奥(真皮)まで届きやすい紫外線。
そして厄介なのが、窓ガラスをある程度通り抜けること。
つまり…
- 室内
- 車内
- 通勤中の電車の窓際
こういう場面でも、気づかないうちに“じわじわ浴びている可能性があるんですね…。
UVAのダメージは、いわゆる「赤くなる日焼け」というより、
じわっと黒くなるタイプ。
さらに、シミ・しわ・たるみなどの光老化に深く関係していて、
肌のハリを支えるコラーゲンなどの構造に、長期的に影響しやすいと言われています…。
この UVAへの防御指標が、日焼け止め表示の 「PA」 です。
UVB:赤くヒリヒリ…「炎症」を起こしやすい紫外線
一方のUVBは、波長が短くてエネルギーが強く、
主に肌の表面(表皮)に作用しやすい紫外線です。
UVBの特徴は、なんといってもこれ。
- 赤くなる
- ヒリヒリする
- 炎症が起きやすい
いわゆる「日焼け」の主因になりやすいのがUVBなんですね。
強い曝露が続くと、肌ダメージのリスクも上がります…。
UVBは、窓ガラスでかなり遮られますが、屋外では一気に強くなります。
特に、
- 夏
- 晴天
- 正午前後
このあたりは要注意。季節や時間帯の影響を受けやすい紫外線です。
この UVBへの防御指標が、日焼け止め表示の 「SPF」 です。
ざっくりまとめると…
- UVA:奥まで届く/窓越しでも届く/じわじわ老化(防御指標:PA)
- UVB:表面で炎症/赤くヒリヒリしやすい/屋外で強い(防御指標:SPF)
…という感じです。
日焼け止めは「シーンで選ぶ」のが合理的かも
この性質を考えると、日焼け止めは、
効果が高いものを常用するよりも、「使う場面で選ぶ」方がしっくりきます。
室内多め・外出は通勤くらいの日
UVAは窓越しでも届きやすいので、
SPFよりも、PAを重視して選ぶというのがよさそうです。
屋外が長い日(レジャー・スポーツなど)
屋外はUVBも強くなるので、SPFもPAも両方高めを選ぶ。
さらにレジャーやスポーツでは、
汗や水の影響も考慮して、耐水性(ウォータープルーフ等)があると安心ですね。
「強ければ強いほど良い」とは限らない…かも
必要以上に強すぎる日焼け止めは、
成分によっては肌の負担になってしまう可能性も考えられます。
だからこそ、
「今日はどんな紫外線を浴びそうか?」
という基準で日焼け止めを選ぶのが、合理的であるように感じます。
まずは今日、日焼け止めを塗る前に、
「今日は屋外? 室内多め? 窓際?」というように一瞬だけ考えてみてください。
それだけでも、
「SPFの数字でなんとなく選ぶ」から抜け出せて、
肌にも、気持ちにも、ちょっと優しくなれるかもしれません。